「癌治療から在宅介護・在宅看取り」後悔しないその時の為に

その日は突然にやってきます。当事者になる前に。その時に慌てないために。 実体験を通じた素人目線での知っておいた方が良かった事をお伝えできれば幸いです

「要介護認定」は、介護する家族のためだった!

目からウロコ!  

「要介護認定は、介護をする家族の為のものですよ」

ケアマネージャーさんに初めてお会いした時に言われた言葉です。

勿論、サービスを受けるのは当人なのですが 

「介護をする人のためのもの」というその言葉に 安心して、

積極的にサービスを活用できた魔法の言葉だった

 

要介護認定 や 要支援認定 と聞くとなんだか急に老人

寝たきりなどのイメージが湧いていしまいます。

結果・・・・ 

本当に困ってから、、切羽詰まってからの手続きになります。

しかも、介護される本人もプライドやなにやらで 必要ない! 

と頑なになりがち。

当人が積極的になれないものを勧めるのは、家族としては罪悪感や、

引け目を感じてしまうのでまた後回しになる・・ 

違う! ちがう!! これは悪循環! 絶対に避けて欲しい!

 

 

介護は本当に大変。

介護される本人へのサービスだが、 それは 介護をする家族の助けとなる。

介護サービスは、家族へのサポートなのだ。

 

実際 要介護認定の審査では、

当人がどれほどの介護を必要としているか が審議されるが

実際にどれほどの介護が必要で実施されているか は、

介護者である家族にしか分からない。

なぜなら、介護者からは見えない仕事があるから。

 

審査では、役所の審査員が訪問し審査項目について質問され状況把握をされる。

その際に大事なポイントとして ケアマネジャーさんから助言されたのは、

 

●細かい作業やかかる時間もできるだけ詳細に伝えてること。

●自分でも認識していない細かな事があるはずだから

  朝からのやった事を記録して纏めておくこと。

 

即ち、 

介護によってしなければならない仕事

(・買い物・料理・マッサージ・身の回りの世話・掃除など )は

何があって、それぞれの所要時間、1日に何時間費やしているか。 

重要なポイントだと

本人が不安がるから、買い物にでるのも一時間以内で済ませる。

遅いと不機嫌になる。マッサージを要望される とか。

 

正に、

 要介護認定は、介護する家族のためなのだ。